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第51回有馬記念(GⅠ)定量・芝内2500m・12/24(日) 中山9R 【レース展望】 2006年のクライマックスはクリスマス・イブ決戦。今年最後の指定レースは当然のことながら第51回有馬記念(グランプリ)です。 昨年も書きましたが、思い起こせば1992年のこのレースからEXCITE競馬場長の競馬歴がスタート。早いもので、今年で15回目の有馬記念。 今年の登録馬は、地方馬1頭を含む計16頭。昨日枠順も発表されましたが、出走馬はフルゲートに満たない14頭。昨年と一変して、出走馬の年齢の内訳は3歳馬4頭、4歳馬2頭、5歳馬7頭、6歳馬1頭。一昨年までは目に見えて増えていた3歳馬の出走がわずか1頭になった昨年。55kの斤量が古馬の57kとの対比で恵量で臨めるのにもかかわらず・・・。 もちろん理由はただひとつ、三冠馬ディープインパクトの登場によってでした。 そして、その無敗の三冠馬が2着に敗れるという「まさか」が起こったのも記憶に新しいところです。 その後のディープインパクトは、周知の通り・・・。 6冠馬ディープインパクトのラストラン。 最後の舞台でどんな勝ち方をするのか。注目点はこの1点のみですから、なにも言うことはありません。見ればわかります。 馬連、馬単で楽しみたい方のためには、相手探しが今回のテーマとなります。 今年、ディープに挑むGⅠ古馬は、GⅠ4勝馬ダイワメジャーを筆頭に、牝馬ながら昨年の宝塚記念勝ちを含むGⅠ3勝馬スイープトウショウ、海外GⅠ勝ちを含む2勝馬、一昨年の菊花賞馬デルタブルース、そして今春海外でようやくのGⅠ勝ちを手にした地方馬コスモバルクの4頭。3歳クラシック世代からは、皐月賞、ダービーの2冠馬メイショウサムソンとGⅠ無冠ながら次代の中軸を担う菊花賞、JC2着馬ドリームパスポートなど。 なかなか悩むところではあるでしょうが、もう1点考えていただきたいことがあります。 それは、昨年の覇者ハーツクライのあっけないほどの引退のことです。 この謎解きは明日まで待っていただくとして、ディープインパクトの有終の大舞台・・・ これが有馬記念といえる最高のレースの幕は上がる。 以上を念頭に、以下の傾向を見てもらいたい。 傾向・・・順当 過去10年の配当は(3ケタ配当は4度、4ケタ配当は4度、万馬券2度)と、大きく荒れる傾向にはない。グランプリレースだけに、当然上位人気は拮抗するが、それだけ信頼も置けるというレースでもある。一方、2度の万馬券を生んだレースの主役を演じたのは、 その年の秋にGⅠを勝った3歳馬(マンハッタンカフェ、シンボリクリスエス)。ただ、その片棒を担いだのがともに13番人気の先行・逃げの古馬(アメリカンボス、タップダンスシチー)であったことは覚えておきたい。 さて、今回の連対への重要ポイントは、次の項目となる。 ●2001年から斤量規定が変更 2000年までの負担重量・・・3歳55k、4歳57k、5歳以上56k(牝馬2k減) 2001年からの負担重量・・・3歳55k、4歳以上57k(牝馬2k減) 以上のように2000年までは5歳有利の規定になっているが、2001年からは3・4歳 有利の規定となっているのがわかる。 たったこれだけの規定変更がもたらしたこの3年間の結果は、顕著であることから軸馬は3・4歳馬を中心視したい。そしてなによりも単勝1番人気馬が信頼できるか否かが、 レースの波乱度を占う上でも最重要ポイントと捉えている。 まずは次の条件から候補馬をピックアップしてもらいたい。 ■軸馬条件(1番人気馬のみ対象) ①前走GⅠで1番人気の3・4歳馬 ・2001年・・・テイエムオペラオー(5歳)→5着 ・2002年・・・ファインモーション(牝馬)→5着 ・2003年・・・シンボリクリスエス ★該当→1着 ・2004年・・・ゼンノロブロイ ★該当→1着 ・2005年・・・ディープインパクト ★該当→2着 ・2006年・・・ディープインパクト ★該当→?着 ■連対馬条件(1番人気馬が上記条件に該当した場合) ②前走GⅠ連対馬 ・2003年・・・リンカーン(前走・菊花賞2着)→2着 ・2004年・・・タップダンスシチー(国内前走・宝塚記念1着)→2着 ・2005年・・・ハーツクライ(前走・JC2着)→1着 ・2006年・・・ダイワメジャー(前走・マイルCS1着)→?着 ・・・スイープトウショウ(前走・エリザベス女王杯2着)→?着 ・・・ドリームパスポート(前走・JC2着)→?着 ■連対馬条件(1番人気馬が上記条件に該当しない場合) ③その年のGⅡもしくはGⅠ連対馬(斤量57k以上) ・2001年・・・マンハッタンカフェ(菊花賞1着)→1着 ・・・アメリカンボス(AJCC1着・中山記念1着)→2着 ・2002年・・・シンボリクリスエス(ダービー2着・天皇賞1着)→1着 ・・・タップダンスシチー(日経賞2着)→2着 上記①から軸馬候補を、相手は②候補からとなる。 ただし、①に該当馬がいなければ②と③の中での候補馬選択となる。 ★レース予測は、明日(土)になります。 #
by ashigenoanchan
| 2006-12-22 21:45
| 今週の競馬展望
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