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【レース展望】 秋のGⅠシリーズ第4弾は、秋前半のクライマックスレース・天皇賞(秋)です。断然の1番人気で今年は堅いと思われたダービー馬キングカメハメハの突然の離脱によって、一転の混戦模様となった。ただ、1頭の3歳馬のリタイヤで混戦になるということは、いかに他の馬に信頼がないかとも言え、「波乱含み」は否めない。 今年の登録馬は、外国産馬1頭を含む19頭。出走馬はフルゲートに満たなかったものの17頭で、年齢の内訳は3歳馬が3頭、4歳馬が5頭、5歳馬が7頭そして6歳馬が2頭。 さらに、ここでもSS産駒の出走が、7頭と他を圧倒している。 以上を念頭に、いかに「東京芝コースの実績馬を探り出すか」をふまえて、以下の傾向を見てもらいたい。 傾向・・・混戦 2002年中山開催を除く過去9年の配当は(3ケタ配当は2度、4ケタ配当は5度、万馬券2度)波乱傾向にある。当然、上位人気は拮抗するが、1番人気馬とSS産駒の取拾には十分な注意を払いたい。 さて、今回の連対への重要ポイントは、次の3項目となる。 ●斤量は、3歳が56kで4歳以上が58kで、4歳馬有利の規定となっているがはたしてどうか。 ●距離2000mの適正を備えた馬は。出走馬は1600mのマイラーから2400mのステイヤー実績を持つ馬がこぞってここを目標に参戦するレースだが、スピード、スタミナを兼備しなければ勝てないのもこの秋の天皇賞の特性だけに、該当馬は絞られるはず。 ●SS産駒の取捨となる。11頭もの出走があった秋華賞が4着が最高位であり、5頭の出走があった菊花賞も5着が最高位と、ともに馬券に絡んでいない。はたしてこのレースはいかなる結果を目論んでいるのか。 まずは次の条件から候補馬をピックアップしてもらいたい。 ■連対馬条件 ①芝1600mのGⅠ勝ち馬 ②芝2000m~2400mのGⅠ連対馬 ③前走芝レースに1番人気で1着 上記①~③にあてはまる候補馬が連軸対象となる。 ★レース予測は、明日の夜になります。
by ashigenoanchan
| 2004-10-29 01:04
| 今週の競馬展望
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