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【レース展望】 秋のGⅠシリーズはいよいよクライマックスを迎える。ジャパンカップ・デーは、初めてGⅠ(10Rジャパンカップ・ダート、11Rジャパンカップ)が同日開催される。今週の指定レースはGⅠ第8弾となるジャパンカップです。 今年の登録馬は、外国馬5頭、日本馬11頭の計16頭。出走馬も同様の16頭が顔を揃えた。年齢の内訳は3歳馬6頭、4歳馬4頭、5歳馬3頭、6歳馬2頭そして8歳馬が1頭と例年になく3歳馬の頭数が目につく。 さらに、この秋活躍が顕著なSS産駒の出走が、ここでも4頭と優位に立つ。 以上を念頭に、いかに「東京芝コースの実績馬を探り出すか」をふまえて、以下の傾向を見てもらいたい。 傾向・・・混戦 2002年中山開催を除く過去9年の配当は(3ケタ配当は3度、4ケタ配当は5度、万馬券2度)波乱傾向にある。当然、上位人気は拮抗するが、1番人気馬が2連対と苦戦しているのに対し2番人気馬の6連対は注目に値する。一方で10番人気以下の穴馬の台頭となるとわずかに2着が1度あるだけ、と出走頭数の半分までの人気馬でないと厳しいだけに大波乱までは想定しづらい傾向にある。この尺度に併せてSS産駒の取拾にも十分な注意を払いたい。先の天皇賞・秋と距離は異なるものの共通項の多いレースでもある。 さて、今回の連対への重要ポイントは、次の3項目となる。 ●斤量は、3歳が56kで4歳以上が58kで、4歳馬有利の規定となっているがはたしてどうか。優先順位は、①日本の4歳馬②外国の4歳馬③3歳馬④5歳馬、と考えてよさそうだ。ただし、すでに天皇賞・秋で1つの結果を見せてもらっている。見落としのないようにはしたいもの。 ●距離2400mの適正を備えた馬は。出走馬は2000mから2500mのクラシックディスタンスタイプの馬がこぞってここを目標に参戦するレースだが、スピード、スタミナに加え、格と実績を兼備しなければ勝てないのもこのジャパンカップ。 ●SS産駒の取捨となる。秋華賞、菊花賞が馬券に絡んでいないが、以降のGⅠではさすがの結果を残している。はたしてこのレースはどうか。 まずは次の条件から候補馬をピックアップしてもらいたい。 ■軸馬条件 ①日本の4歳馬・・・芝2000m~2500mの古馬混合GⅠ勝ち馬(前走1着) ②外国の4歳馬・・・芝2000m~2500mの古馬混合GⅠ連対馬(前走連対) ③3歳馬・・・・・・・・菊花賞馬(前走1着)もしくは芝2000m~2500mの古馬混合GⅠ連対 馬(前走連対) ④5歳馬・・・・・・・・近5走内で、芝2000m~2500mの古馬混合GⅠ勝ち馬 ■2着馬条件 ⑤芝2000m~2500mの古馬混合GⅠ連対馬もしくは 前走芝2000m~2500mのGⅡ1着馬 上記①~④から軸馬候補を、相手は⑤候補からとなる。ただし、単勝8番人気までの上位馬からの選択となる。 ★レース予測は、明日の夜になります。
by ashigenoanchan
| 2004-11-24 20:01
| 今週の競馬展望
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